どのような状態かを調べてみました。
Jメールが積極的にリスティング広告を使って女性会員を募集しているようですが(詳細は後述)、
他の出会い系サイトもリスティング広告を使って女性会員の獲得を行っているようです。
その画像がコレです↓
ランキングサイトはスルーするとして、
注目はその次のハッピーメールのリスティング広告。
Googleのリスティング広告で、ハッピーメールは男性会員にも女性会員にも安心して登録を促す文面のリスティング広告を掲載していました。
ハッピーメールのリスティング広告の内容とは:女性も安心
"「女性にも人気」「安心の出会い」なら"と書かれていますが、
これは男性向けなのでしょうか?それとも女性向けのコピーなのでしょうか?
ハピメのリスティング広告は男性・女性どちらを対象とした広告なのか?
答えは「男性にも女性にも向けたメッセージ」なのではないかと思います。
まず、文脈を見ていくと、
「レディコミ 出会い」で検索
しているのは男性が多いと思われます。女性が「レディコミ 出会い」と入力してググることもあるでしょうけれども、
男性が多いと考えるのが自然かと思われます。
そしてかつてPC☆MAXの運営公式ブログに当サイトが取り上げられたことがありますが、
(「PC☆MAXの女性向け広告を特集しているブログがあります」というテーマにて取り上げてもらいました)
このくだりからも分かるように、
レディースコミックに女性向け広告を出しているサイトはその宣伝活動自体が、
男性客へのアピールの材料になることを自覚しているわけです。
一方で仮にこのリスティング広告を女性が見た場合、
「女性にも人気」、「安心」、「女性会員多数」という文言をみたときに、
単語の係り(修飾)がどうあれ、なんとなく「みんなやっている、安心そう」という
印象を受けるような気がします。
つまり「みんなやっているから大丈夫」という心理学でいう「バンドワゴン効果」が
この広告には働いているような気がします。
また広告本文には「一目惚れ派も慎重派も」とあります。
『慎重派』。
この言葉は女性に向けられた言葉だと思います。
「みんなやっているから大丈夫。慎重派の貴女でも大丈夫」というメッセージ。
出会い系を使う男性はどういうリスクがあるかの想定が済んでおり、
それを回避する想定もセットで考えているでしょうから、
男性に向けた「慎重派」という文言は「ひと押し」にならないからです。
ハッピーメールはなかなか考えて広告の内容を練っているように思いました!
出会い系Jメールのリスティング広告を調査したGoogleの検索結果
さきほど簡単に触れましたが、老舗出会い系サイトミントC!JメールがGoogleのリスティング広告を積極的に活用して女性会員を集める取り組みを行っています。
女性が検索しそうな検索ワード、例えば「出会い 彼氏」などで検索して上位に表示されると、
当然女性がクリックしてアクセスする確率は高くなります。
そういう狙いで広告掲載をやっているサイトは男性としても期待が高まるもの。
ミントC!Jメールのリスティング広告の調査結果は以下のリンクをご覧ください。
Google先生にて「レディコミ 出会い系」と検索した結果(MINTJメールとそのオチ)
【朗報!】 女性目線で「出会い系」をググってみた結果 【悲報?】